ツキノサバク
岩岡 佑次
岡本 麻以子
中田 年紀
柳 なつみ
宮村 智実
行方 不明
克典
川根 有子
Mayphy
製作 西村 裕
撮影 TEAM ENBU
技術 中西 サトシ
技術助手 中根 克/金子 裕美
協力 武内 悦子@MELLOW TONE/苫野 一徳/高橋 礼子/大谷 浩之
製作協力 シュタインフィルムス/中根プロダクション
監督/脚本/音楽/編集 克典
copyright 2004 RazorEdge
2004-06-28 meeting(1st)
2004-07-02 meeting(2nd)
2004-07-04 meeting(3rd)
2004-07-09 crank in
2004-07-10 meeting(4th)
2004-07-11 location hunting
2004-07-12 addition
2004-07-13 meeting(5th)
2004-07-17 shooting(2/4)
2004-07-18 meeting(6th)
2004-07-24 shooting(3/4)
2004-07-25 crank up
2004-08-28 preview
2004-07-02
クランクインを一週間後に控えたこの日,長いこと音信不通になっていた十代の頃に共闘していた友人から電話が掛かってくる.
およそ三年のブランクに,お互いにいつか抱え込んでしまったものや行き過ぎた歳月にふと佇む.
この電話は,神の思し召しなのだろう.観る者に火傷を負わせるくらいの成果物を目指そう.
2004-07-09
08:00新宿集合.駅でのゲリラ撮影は駅員に制止されながらも強行し,無事,予定を消化する.
日没まで西新宿ロケ.真夏日で,演者さんもスタッフもグロッキー.
夜は自宅アパートに移動し,I've been drinking againのシュート.リハなしのワンカット長回しは幸運にも成功した.
2004-07-17
トラブルによりシュートが約1h遅れる.著作者の孤独について思いを馳せる.
全日程のうちでこの日が,演者さんが最多(といっても5人だが)だった.
午前中は立教大学.イワオカの熱演にも関わらず,監督は笑いのツボにはまり進行を妨げ,結局,現場から閉め出される.「カントクでてなよ」だって.
午後からは四谷の公園で撮影.女優のマイちゃんには,「制服のない会社のOLの服で」と注文していたのだが,落ち合ってみると純白ワンピ(しかもノースリーブ).実はマイちゃんのセンスについては薄々危惧していたのだが,見事に裏をかかれた.だが,その服は,直前まで被写体を務めていたポートレートの衣装だったそうだ.マイちゃん,ゴメン.
結局,1hの遅れは取り戻せずに,MELLOW TONEを開店時刻から2h貸し切りにさせて貰う羽目となる.
だが,急遽開催された酒宴は愉しかった.
2004-07-24/25
08:00高田馬場集合.撮影最終日にして初めて主演カップルが出揃う.
昼食が1h遅れる.午後は24日撮影分のうち最も難易度が高いと見込んでいたknock down撮り.
午後は予測していた通りに事が運ぶが,巻きもしなかった.
女優と女性スタッフを帰した直後の空き時間に,スタッフがミニマルミュージックが如きシナリオにツッコミを入れ,それが余りにも的確だったため笑いが止まらなくなり0.5h押す.「あのときはもうダメだとおもった」(中西さん談)
26:00終了.03:00開始予定のため,現場にいたスタッフは全員が徹夜となる.
03:30シュート.高田馬場の街をそぞろ歩く.
06:00女優と女性スタッフ,そしてキャスト一名が現場入り.
08:55クランクアップ.